Shopify概要
Shopifyは、規模を問わずビジネスの開始、成長、マーケティング、管理のための信頼できるツールを提供する世界的なコマースのリーディングカンパニーです。Shopifyは、信頼性の高いプラットフォームとサービスを提供し、世界中の消費者により良いショッピング体験を提供することで、すべての人にとって商取引をより良くします。
ShopifyとのBraze統合は、カスタマーエンゲージメントを高め、パーソナライズされたマーケティング活動を推進しようとするeコマース事業者にとって、強力なソリューションを提供します。この統合は、Shopifyの堅牢なeコマース機能を高度なカスタマーエンゲージメントプラットフォームにシームレスに接続し、リアルタイムの買い物行動やトランザクションデータに基づいて、ターゲットを絞った、関連性のある、タイムリーなメッセージをユーザーに配信することを可能にします。
要件
| 要件 | 説明 |
|---|---|
| Shopify ストア | アクティブな Shopify ストアがあること。 |
| Shopify ストアオーナーまたはスタッフメンバーの権限 |
|
統合方法
Braze は、e コマースビジネスの多様なニーズに応えるために設計された、Shopify マーチャント向けの2つの統合オプションを提供しています:標準統合とカスタム統合です。
標準統合はShopifyオンラインストア向けに設計されており、シームレスで簡単な設定プロセスを提供します。このオプションを使用すると、ShopifyストアをBrazeにすばやく接続でき、高度な技術的専門知識がなくても強力なカスタマーエンゲージメントツールを活用できます。この統合オプションにより、顧客データの同期、パーソナライズされたメッセージングの自動化、包括的なBraze機能によるマーケティング活動の強化が可能になります。
標準のShopify統合を使用するには、Shopify標準統合の設定を参照してください。
カスタム統合は、Shopify Hydrogenを使用している場合やヘッドレスストアをサポートしている場合に、より柔軟で構成可能なソリューションを提供します。このオプションにより、Shopify環境に直接Braze SDKを実装して、より深い統合とカスタマイズされた機能を実現できます。独自の顧客体験を創出したい場合でも、特定のワークフローを最適化したい場合でも、カスタム統合はヘッドレス環境においてBrazeの機能を最大限に活用するために必要なツールを提供します。
カスタムのShopify統合を使用するには、Shopifyカスタム統合の設定を参照してください。
連携の仕組み
設定で過去データのバックフィルをすでにセットアップして有効にしている場合、初期データ同期が即座に開始されます。
カスタムexternal IDを使用して統合する予定の場合(標準統合またはカスタム統合のいずれか)、カスタムexternal IDをShopify顧客メタフィールドとして既存のすべてのShopify顧客プロファイルに追加し、その後に履歴バックフィルを実行する必要があります。
初期データ同期の後、BrazeはShopifyとBraze SDKから直接、新しいデータと更新を継続的にトラッキングします。

アクティブなキャンペーンやキャンバスをお持ちの既存のBrazeのお客様は、重要な情報についてShopify過去データのバックフィルをご確認ください。バックフィルされる具体的な顧客データについては、Shopifyの機能を参照してください。
ユーザーとデータの同期
連携が稼働すると、BrazeはShopify連携を通じて2つの主要なソースからユーザーデータを収集します。
- Shopify Web Pixel APIとアプリ埋め込み: Braze Web SDKとJavascript SDKを活用し、オンサイトトラッキング、ID管理、eコマースの行動データ、およびアプリ内メッセージなどのメッセージングチャネルをサポートします。
- Shopify Webhook: eコマースの行動データ、商品同期、および購読者の収集
連携のオンボーディング中に、Braze SDKがShopifyサイトを初期化して読み込むタイミングを選択する必要があります。
- サイト訪問時(セッション開始時など)
- 動作: ゲストショッパーなどの匿名ユーザーをトラッキングし、より深いパーソナライゼーションのためにより多くのデータにアクセスします
- アカウント登録時(アカウントログイン時など)
- 動作: よりプライバシーを重視した保守的なアプローチとして匿名ユーザーのトラッキングを防止し、ユーザーがアカウントにログインした後にユーザーアクティビティがトラッキングされます

- Webサイトの訪問(セッション)は月間アクティブユーザー(MAU)の割り当てにカウントされます。
- Braze Web SDKとJavaScript SDKのバージョンは自動的にv6.8.0に設定されます。SDKバージョンは連携設定からいつでもアップグレードできます。
Brazeは、Shopify連携を使用して、ユーザーのゲストショッピング体験から識別済みユーザーになるまでをトラッキングする複数の識別子をサポートしています。
| Braze識別子 | 説明 |
|---|---|
Brazeのdevice_id |
ブラウザに保存されるランダム生成IDで、Braze SDKを通じて匿名ユーザーのアクティビティをトラッキングします。 |
| カートトークンユーザーエイリアス | Brazeがカート更新イベントをトラッキングするために作成するエイリアスです。このトークンはShopifyのカートトークンを使用して作成されます。 |
| チェックアウトトークンユーザーエイリアス | ユーザーがチェックアウトプロセスを開始したときにBrazeが作成するエイリアスです。このトークンはShopifyのチェックアウトトークンを使用して作成されます。 顧客がShop Payを高速チェックアウトオプションとして使用した場合、Shopifyは特定の標準チェックアウトイベントをバイパスし、Brazeがチェックアウトトークンエイリアスを追加するために必要なデータを受信できない場合があります。 |
| ShopifyカスタマーIDエイリアス | ShopifyカスタマーIDは、アカウントログイン時または注文が行われたときにexternal IDが割り当てられる際にエイリアスとして割り当てられます。 |
Brazeのexternal_id |
デバイスやプラットフォームをまたいで顧客をトラッキングするための一意の識別子です。ユーザーがデバイスを切り替えたりアプリを再インストールしたりする際に、複数のプロファイルが作成されるのを防ぎ、一貫したユーザー体験と分析の向上を実現します。 Shopify連携は以下の external_idタイプをサポートしています。
external_idを割り当てます。
匿名プロファイルに external_idを割り当てた場合に何が起こるかについては、ユーザープロファイルのライフサイクルを参照してください。Brazeは external_idを活用して、Shopify webhookからの下流のeコマース行動データを適切に帰属させます。 |
この連携では、Braze SDKとShopifyサービスが連携して、Shopifyデータをほぼリアルタイムで適切なユーザーにトラッキングおよび帰属させる必要があります。連携を通じてトラッキングされるデータの詳細については、Shopifyデータを参照してください。

- 連携をテストする場合は、シークレットモードを使用するか、CookieをクリアしてBrazeの
device_idをリセットし、匿名ユーザーの動作を模倣することをお勧めします。 - ShopifyカスタマーIDは、Shopifyニュースレターフッターにメールアドレスを入力したときや、注文確定前のチェックアウトプロセス中に生成されますが、そのカスタマーIDはShopify Web Pixelを通じてアクセスできません。このため、Brazeはこれら2つの状況で
changeUserメソッドを使用できません。
Shopifyメールおよびsmsマーケティングオプトインの同期
設定で購読者収集を有効にした場合、Brazeに接続する各ストアに購読グループを割り当てる必要があります。これにより、顧客はストアの購読グループに対して「subscribed」または「unsubscribed」に分類されます。
Shopifyのメールおよびsmsマーケティングのオプトインステータスは、以下の方法で更新できます。
- 手動更新: Shopify管理画面でユーザーのメールまたはSMSマーケティングのオプトインステータスを手動で変更できます。
- Shopifyニュースレターフッター: ユーザーがShopifyのデフォルトのニュースレターフッターにメールアドレスを入力すると、オプトインステータスが更新されます。
- チェックアウト: ユーザーがマーケティングチェックボックスを選択し、1ページチェックアウトでPay nowを選択するか、3ページチェックアウトでContinue to shippingを選択してチェックアウトに進むと、ユーザーの同意がチェックアウト時にキャプチャされます。

Shopifyからのメールマーケティングのオプトインステータスは、Brazeのユーザーのグローバルメール購読状態を変更しません。ユーザープロファイルが作成される際のデフォルトの購読状態は「subscribed」です。キャンペーンやキャンバスのエントリ条件の一部として購読グループを使用することを忘れないでください。
次の表は、Shopifyのマーケティングオプトイン状態がBrazeの購読グループ内のステータスにどのように対応するかを示しています。
| Shopifyマーケティングオプトイン状態 | Brazeの購読グループの状態 |
|---|---|
| メール購読済み | Subscribed |
| メール購読解除済み | Unsubscribed |
| メール確認待ち | Unsubscribed |
| メール無効 | Unsubscribed |
| SMS購読済み | Subscribed |
| SMS購読解除済み | Unsubscribed |
サインアップフォーム
Shopifyニュースレターフッター
Shopifyニュースレターフッターにメールアドレスを入力したユーザーは、以下のいずれかのワークフローを体験します。
アカウントにログインしていないユーザー
- Brazeは、顧客が作成または更新されるたびにインバウンドのShopify webhookを受信します。
- Brazeは、そのユーザーに関連付けられたメールアドレスとShopifyカスタマーIDエイリアスを含むユーザープロファイルを作成します。
- Braze SDKは匿名プロファイルをメールアドレスで更新します。

この結果、ユーザーがアカウントの作成、アカウントへのログイン、または注文の確定によって自身を識別するまで、重複プロファイルが発生する可能性があります。Brazeは重複プロファイルの自動照合に役立つ一括マージツールを提供しています。詳細については、重複ユーザーを参照してください。
すでにアカウントにログインしているユーザー
Brazeは、そのユーザーに関連付けられたメールアドレスとShopifyカスタマーIDエイリアスを含むユーザープロファイルを作成します。Shopifyがすでにこの情報を提供していると想定されるため、Brazeはログイン済みユーザーのメールアドレスを更新しません。
Brazeサインアップフォーム
Brazeは2種類のサインアップフォームテンプレートを提供しています。
- メールサインアップフォーム: ドラッグ&ドロップエディターを使用して作成します。
- 従来のエディターのメールキャプチャフォーム: メールアドレスをキャプチャするためのよりシンプルなフォームです。
これらのサインアップフォームテンプレートを使用すると、Brazeはユーザープロファイルのグローバルメール購読ステータスを自動的に更新します。グローバルメール購読状態の処理方法(メールバリデーションの情報を含む)の詳細については、各フォームテンプレートタイプのドキュメントを参照してください。

- キャンペーンやキャンバスのエントリ条件に、Shopifyストアに接続されているグローバルメール購読ステータスと購読グループの両方を含めるようにしてください。これにより、適切なオーディエンスをターゲティングできます。
- Brazeは、ブラウザ内メッセージを通じてメールアドレスや電話番号などの訪問者情報を収集します。この情報はShopify Visitor APIに送信されますが、Shopifyに顧客プロファイルは作成されません。詳細については、Visitor APIを参照してください。
サードパーティのサインアップフォーム
サインアップフォームにサードパーティのプラットフォームまたはShopifyプラグインを使用している場合は、開発者と協力してBraze SDKコードを連携し、フォーム送信からメールアドレスとグローバルメール購読ステータスをキャプチャする必要があります。詳細については、Shopify標準連携セットアップおよびShopifyカスタム連携セットアップをご確認ください。
商品の同期
Brazeは、ShopifyストアのプロダクトをBrazeカタログに同期する機能をサポートしています。詳細については、Shopify商品同期を参照してください。
データ主体リクエスト
Braze プラットフォームの Shopify 統合の一環として、Braze は Shopify のコンプライアンス Webhook を自動的に受信します。ただし、顧客はエンドユーザーのデータのデータ管理者であるため、Braze 内のエンドユーザーデータ(Shopify 統合を通じて受信したエンドユーザーデータを含む)に関して受信したデータ主体リクエストに対応するために必要なアクションを実行する必要があります。詳細については、データ保護技術支援のドキュメントを参照してください。