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実験パスの勝者パス

勝者パスは、キャンペーンの勝者バリアントに似ており、AB テストを自動化できます。

実験パスのステップで勝者パスがオンになっている場合、一定時間が経過すると、それ以降のすべてのユーザーはコンバージョン率が最も高いパスに送られます。

勝者パスを使用する

ステップ 1: 実験パスを追加する

キャンバスに実験パスを追加し、[勝者パス] をオンにします。

「後続ユーザーを勝者パスに分配」というタイトルの実験パスの設定。このセクションには、勝者パスの切り替えと、コンバージョンイベントと実験期間を設定するオプションが含まれています。

ステップ 2: 勝者パスを設定する

勝者を決定するコンバージョンイベントを指定します。利用できるコンバージョンイベントがない場合は、キャンバスの設定の最初のステップに戻り、コンバージョンイベントを割り当てます。開封とクリックで勝者を決定する場合、開封またはクリックを生成するパスの最初のメッセージのみが勝者の決定に役立つことに注意してください。

次に、実験期間を設定します。実験期間では、勝者パスが決定され、その後のすべてのユーザーがそのパスに送られる前に、実験を行う時間を指定します。最初のユーザーがステップに入ると、期間が開始されます。

ステップ 3: フォールバックを決定する

デフォルトでは、テストの結果が統計的に有意な勝者を決定するのに十分でない場合、将来のすべてのユーザーがベストパフォーマンスのパスに送信されます。

または、すべての将来のユーザーにパスの組み合わせの送信を続行するよう指定することもできます。

このオプションは、実験パスの配分で指定されたパーセンテージに従って、将来のユーザーにパスの組み合わせを送信します。

実験の配分で指定されたパーセンテージ

ステップ 4: パスを追加してキャンバスを開始する

1 つの実験パスコンポーネントに最大 4 つのパスを含めることができます。ただし、キャンバスが 1 回限りのエントリに設定されている場合は、勝者パスをオンにしたときに Braze で自動的に追加される遅延グループ用にパスを 1 つ予約する必要があります。したがって、1 回限りのエントリのキャンバスでは、実験に最大 3 つのパスを追加できます。

必要に応じてキャンバスの設定を終了し、開始します。最初のユーザーが実験に入ったら、キャンバスをチェックして分析を確認し、実験のパフォーマンスを追跡できます。

分析

勝者パスがオンになっている場合、分析ビューは 2 つのtabs: [最初の実験] と [勝者パス] に分かれて表示されます。

  • 最初の実験: 実験期間中の各パスの指標が表示されます。指定したコンバージョンイベントに対して実行されたすべてのパスと、勝者として選択されたパスの概要を確認できます。
  • 勝者パス: 最初の実験が終了した時点以降の勝者パスの指標のみが表示されます。

知っておくべきこと

1 回限りのエントリ

ユーザーのエントリが 1 回に限定されているキャンバスで勝者パスを使用する場合、遅延グループが自動的に含められます。実験期間中、一部のユーザーが遅延グループに保持され、残りのユーザーは実験パスに入ります。

勝者パスの遅延グループを使った実験ステップ

テストが完了して勝者パスが決まると、遅延グループに割り当てられたユーザーは選択されたパスに誘導され、キャンバスを進みます。

勝者パスに送られた遅延グループのある実験ステップ

ローカルタイム配信

勝者パスのあるキャンバスでは、ローカルタイム配信を使用することはお勧めしません。これは、最初のユーザーが通過したときに実験期間が始まるためです。ごく初期のタイムゾーンにいるユーザーがステップに入り、予想よりもはるかに早く実験期間の開始をトリガーすることがあります。その結果、より典型的なタイムゾーンのユーザーの大部分がキャンバスに入ったりコンバートするのに十分な時間が経過する前に、実験が終了してしまう可能性があります。

ローカルタイム配信を使用したい場合は、24 ~ 48 時間以上の実験期間を使用してください。これにより、初期のタイムゾーンのユーザーがキャンバスに入って実験の開始がトリガーされた後でも実験期間に十分な時間を残すことができます。それ以降のタイムゾーンにいるユーザーが、キャンバスと勝者パスを使った実験ステップに入り、実験期間が期限切れになる前にコンバージョンに至るのに十分な時間があります。

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